製品について
製品について
- 本体内部の特殊構造(ダルマ構造)により、気泡が水中に長時間滞在するため汚れと接触する時間が長くなり、スキミング効果が高まります。
- 本体は一体成型のアウターケースを採用しており、パーツの接合部分が露出しないため水漏れのリスクが低く、水槽の縁に簡単に外掛け設置出来ます。また、本体そのまま、またはアウターケースから内部を取り出してろ過槽内へ設置することも可能です。
- ポンプとスキマーを同軸化した、コンパクトな設計です。
- 安定して気泡を発生させるために、ベンチュリーノズル&ニードルインペラ併用の気泡せん断方式を採用しています。
- 流量やエア量の調節が不要でオーバースキミングを起こしにくく、濃い汚れを安定して取ることが出来ます。
- 90cm、120cm水槽に適したサイズです。
特徴
特徴は大きく以下の3つですね。
- ベンチュリー式プロテインスキマー
- 巨大
- ベンチュリー式の中では安い
ベンチュリー式プロテインスキマー
ベンチュリー式は、海道河童のようなエアポンプ式と比べて、スキミング能力が高いと言われますね。ポンプで吸い上げた水と、エアーポンプから送られた空気を混ぜ、汚れを気泡にくっつけて除去する仕組みです。
海道達磨の名前の由来である達磨構造という円筒状の機構があり、稼働させるとその中を洗濯機のように気泡がギュンギュン回ります。見ているだけでも海道河童のようなエアポンプ式よりもパワーがありそうです。
スキミングした汚れは、海道河童と同様に受け皿に溜まりますが、海道達磨は受け皿までの筒にも
汚れがびっしりとつきます。
製品は外部ケースと内部のプロテインスキマーに分離でき、オーバーフロー水槽を運用する人はサンプ内に内部のプロテインスキマーを設置するような運用もできるようです。
受け皿はプロテインスキマーとキャップで固定します。
キャップにはキスゴムがあり、キャップで受け皿を固定した後も受け皿の高さを変えることが可能です。
このとき、キャップで受け皿を固定した後、受け皿の高さを力任せに行うと、キスゴムが外れてプロテインスキマー内に落ちることがあります。一度落ちるとピンセットで四苦八苦して取り出すことになりますので、注意が必要です。
ちなみに、運用開始の初期は、結構な気泡戻りがありました。
水槽内に微細な気泡が戻ることで、水槽内がうっすら曇ったような景色になることがありましたが、何週間か運用しているとそれも目立たなくなりました。謎です。
巨大
うちの海水水槽は、立ち上げ当初は30cmキューブでした。上記の製品の記載にもある通り、「90cm、120cm水槽」向けなんですよね、この製品。
水槽に掛けてはみ出た個所は、奥行16cm、高さに至っては50cm近くなります。
30cmキューブで回していたときはオーバースペックで、水槽よりも大きく存在感がありました(笑
奥行があるので、壁際に置いている水槽の場合、横に設置するか、壁~水槽間の距離を開ける必要があります。
サイズが大きいので、ポンプを回すと内部に溜まる水量、および全体の重さは相当なものになります。
掛けている側のガラス面がガコンッと外れてしまわないか不安で、壁際に掛けつつ海道達磨~壁の間の距離をゼロにして、壁に寄った状態で運用しています。
また、掛けた時に出水口が思いのほか手前に出ます。
諸元にもありますが、ガラス面からはみ出る出水口は、取水口合わせて9cmです。
これ、60cm水槽付属のガラス蓋が閉まらなくなるんです。
仕方なくガラス蓋を外した状態にしていますが、プラ板を買って該当箇所だけ空く蓋を作るか、飛び出ししない魚を入れるかが良さそうです。
ハタタテハゼは容赦なく空いた隙間から飛び出しました(笑
ベンチュリー式の中では安い
うちの水槽では、立ち上げ当初は海道河童を運用していましたが、海道達磨に変更しました。海道河童は、ウッドストーンが思いのほか早く交換のタイミングが来たんですよね。
できるだけ手間を省きたい。長期間海水水槽を楽しみたい。そう思ったら、2つ動かしていた海道河童をどちらも止めて、ベンチュリー式を探していました。
ですが、このベンチュリー式のプロテインスキマーが高い高い。。
5万~30万と、性能を求めれば求めるほど効果になっていきます。
そんななか、海道達磨は2万円を切るんですよね。
海道河童が2つある時点で既に1万円近いので、早いところ海道達磨を買っておけば良かったなと後悔しました(笑
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