海水水槽は淡水水槽に比べると、ちょっとしたハプニングが多い気がします。
淡水水槽のときは水草メインだったので、ハプニングというとコケや溶けるくらいだったのもありますが。
最近あったのは下記。感情が揺さぶられた順です。
  • ヤドカリが殻から出たままで動く
  • イソギンチャクが横倒れになる
  • 大きなウミケムシが出る
  • バロニアが目につかないところで増える

ヤドカリが殻から出たままで動く

LT(ロングテンタクルアネモネ)の位置を変えるため、ライブロックを動かしたときです。
普段見かけないタカラガイもこんなところにいたのか、と思った束の間、コロリと落ちる何か。
昔釣りをするときに貝殻をコツコツと割って餌にしていたときに見たものと既視感があるそれ。

ヤドカリでした。

ヤドカリといえば常に貝殻に守られており、出てくるのは宿替えのときばかりと思っていたので、
えええぇえぇとなりました。
最初はダンゴムシのように丸まっていましたが、すぐにモゾモゾと動き始めると、
足や触覚は紛れもなくヤドカリ。率直に言ってすごく虫っぽいです。
調べると殻から出た状態で動くヤドカリは珍しくなさそうです。
幸い甲殻類を食べるような魚や、ヤドカリが口に入ってしまう大型の魚はいないため、
ヤドカリは無事ライブロックの隙間に隠れていきましたが、手は打たなければ。。

考えられるのは、成長して貝殻が合わなくなったこと、ひっくり返って起きられず出てきたこと。
前者の可能性の方が納得がいくので、すかさず引っ越し用の貝をポチりました。

イソギンチャクが横倒れになる

LTを導入して数日たった朝です。
前日の夜はしっかりと広がり上を向いていたのですが、
ふと点灯時間前に見てみると巻いた糸こんにゃくのようなものが。
LTは定着していなかったようです。調べると定着までに時間がかかる種のようですね。
横倒れのままLEDライトを点灯してみると、ぐぐぐっと起き上がり広がり始めるLT
ライブロックにも砂にも定着していないので、過去サンゴイソギンチャクの時は浮いてサーキュレーターに巻き込まれたものですが、LTは幸い流れの弱いところにいます。
ですので、ライブロックを少し動かし様子見です。

大きなウミケムシが出る

ライブロックを動かしたとき、またはボーッと水槽を眺めているとき。
2mm~3mm幅のウミケムシを見ることがあります。以下は細いですが長いやつです。
ですが、日々多様性に富んだものが発生する海水水槽では、ウミケムシにマイナスのイメージがあまりありません。
むしろ見かけるとワクワクします。
次に見かけるのはいつかなぁと今日もLT用にライブロックを動かしていたのですが、
ライブロック下に2匹、3mm幅のウミケムシが。着々と増え育っているようです。

バロニアが目につかないところで増える

今日LT用にライブロックを動かしていたら、いましたバロニア。
水槽正面から見える明かりが燦燦と当たる面には発生せず、
ちょっとした陰になっているところにワサッと発生する当たり、
強い光よりも弱い光の環境で良く育つのかもしれません
スクレイパーでガシガシ削った後に戻しましたが、この生態も様子見です。
にほんブログ村 観賞魚ブログへ
にほんブログ村