レッドチェリーシュリンプ水槽には、ヤシャブシの実のほか、モンモリロナイトを入れています。
近所のアクアショップでは、レッドビーシュリンプを増やしていて、
オーナーとエビの育て方について話したときに勧められました。

モンモリロナイト

そもそも何か

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モンモリロナイトは粘土鉱物の一つで、火山灰と海水が触れ合うことで生まれたものらしいです。
鉱物ですが水を良く含む性質があり、粒子が細かく吸着性があり滑らかなことから洗顔にも利用されます。
ちなみに、一袋100gでチャームだと760円。小石大のサイズが入っています。

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こちらモンモリロナイトを1つ水槽に投入した状態ですが、
水に入れてすぐに表面がハラハラと崩れて舞い、水に溶けていきます。

効果①:天然のミネラルの補給

こちらはエビ水槽向けの効果ですが、モンモリロナイトはその成因から天然のミネラルを豊富に含んでおり、
エビの成長時に必要となるカルシウム等のミネラルを補ってくれるそうです。

効果②:汚れの吸着

モンモリロナイトの細かい粒子は吸着性に優れ、汚れを吸着して水質を浄化する効果があるそうです。
水槽に投入した直後は、モンモリロナイトの表面が剥離して水面に舞うことで白っぽく濁りますが、
翌日には濁りが取れ、水がキラキラしています。

コケとの繋がりは不明ですが、光量が強過ぎない環境であれば、
モンモリロナイトを投入したことでコケが増えたことは特にないですね。

効果③:サンゴの色揚げ

重金属ミネラルを蓄えているモンモリロナイトは、
珊瑚のポリプに棲む褐虫藻にとって活性酸素ストレス(pHラジカル)という
効果が働くためポリプから逃げていき、サンゴの発色が良くなるそうです。

過去、淡水水槽で入れていたモンモリロナイトを海水水槽にもエイヤで入れたとき、
サンゴイソギンチャクの褐虫藻が抜けて、透けた薄肌色になったような...

そういえば、ミドリイシを飼育する環境で、オーバーフロー水槽のサンプ槽に
モンモリロナイト(もしくはゼオライト?)を入れた容器をガチャガチャ振る様子を何かで見たことがあるような。
ゼオビットシステムだったかな。

あと光合成をすることで栄養を得るソフトコーラルにとって効果があるかも要調査ですね、
ということで、うちではモンモリロナイトは淡水水槽には入れますが、海水水槽には入れていません。

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