いろいろ試行錯誤、調べたものをノウハウとして蓄積しないと、
ふとした時に同じミスをしそう。特にサンゴ周り。ということで記録です。
第2弾は→こちら
第3弾は→こちら

①サンゴが吐き出す粘液はサンゴの防御機能

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乾燥した際(水槽から取り出す等)、強力な紫外線を受けた際、堆積物がある際に、
サンゴは自己防衛のために粘液を出すそうです(造礁性サンゴ類のストレスと防御機能)。

うちの水槽では、ライブロックのレイアウトをいじるときに砂を巻き上げ、
水槽内が白っぽくなっている際に粘液を出していることが多いです。
この場合の粘液は一時的なもので、粘液自体そのまま放っておいても半日すればなくなっています。

ちなみに、ケヤリムシも同じようなタイミングで粘液を出したりしますね。
また、何故か何もいないように見えるライブロックからも。これも同じ反応でしょうか。

②砂の上にライブロック直置きするとウミケムシの隠れ家に

ウミケムシ2
1cm程度の細かい砂を敷いたうちの水槽ですが、
ライブロックを持ち上げると高確率でウミケムシがいます。
LEDライトがついている状態では、餌を食べる際も陰に隠れて移動するので、
ライブロックの下は住み心地が良いのでしょうね。

ライブロックスタンド、または猫避けのトゲトゲ(うちの水槽はコレ)をライブロック下に設置し、
ライブロックを浮かせることで居つくことを防ごうとしていますが、
これによる止水域を作らない効果のほうが有益かもしれません。


ウミケムシは魚が突くと口の周りにとげが刺さる他、見た目が悪いというデメリットがありますが、
餌の残りやデトリタスを食べてくれるメリットもあります。
うちの水槽ではマガキ貝が4匹いるので、ウミケムシは見かけ次第摘まんでいます。

③12玉LEDの光は直接当てない

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LightingMaster(過去記事)や植物育成ライト(過去記事)で実感したものですね。
褐虫藻と共生していて、強光障害時に口から褐虫藻を吐き出すタイプの生体が該当します。
うちの水槽では、サンゴイソギンチャク、ロングテンタクルアネモネ、ナガレハナサンゴが当てはまり、
水槽の20cm上から12玉LEDにより生体へ直接光を当てた際に褐虫藻を吐き出し、
光を逸らして間接的に光が当たるようにしたら落ち着きました。
飼育に強い光が必要とは言っても、適度が良いようです。
光を当ててみて、褐虫藻を吐き出すようであれば、光は弱くするか避けると良いかもです。

④海道達磨の汚れ受け皿はこまめに掃除する

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こちらも過去記事から。
受け皿に汚れが1cm程度溜まると、内部の筒には汚れがびっしり溜まります。
うちの海水水槽だと3~4日で1cm程度溜まりますが、
そのまま放置しても1cm以上は中々溜まりません。不思議。
この放置により、1cm以上溜まるはずだった汚れが水槽内を回っていると思えば、こまめに掃除できます。

ちなみに、海道達磨は海道河童からの移行ですが、
海道河童は1か月でウッドストーンの出が悪くなった一方で、
海道達磨は5、6か月使っていても特に問題は出ていません。
30cmキューブにつける場合は、水槽メインか海道達磨メインか分からなくなるほど
海道達磨は大きいですが、エーハイム500のような外部フィルターを置くなら海道達磨がおすすめです。

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