いろいろ試行錯誤、調べたものの第2弾です。
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第3弾は→こちら

⑤バロニアはつぶすと増える

バロニア②
バロニアの生態はこちらの記事に整理しています。

バロニアは単細胞生物で、潰すと内容物が水槽内に散らばり、
時間の経過とともに微小な塊となり、成長してもとのサイズになります。
そのため、潰して散らばる=バロニアが発生する要因が水槽全体に広がることとなります。

うちの水槽では、立ち上げ初期の頃にアクアショップでバロニア玉を買ってきて入れたため、
ライブロックやサンゴの岩に付いており、駆除は一時的なものでしかありません。

グリーンエメラルドクラブがバロニアを食べてくれますが、
食べる際にはバロニアに穴を開けるので、同様に内容物が広がっているはず
です。
そのため、グリーンエメラルドクラブは、バロニアを根絶するというよりも、
増える量より食べる量が勝ることで目立たなくする戦法が正しそうですね。

⑥リフジウムはホソジュズモの方が生活に優しい

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リフジウム水槽は、海藻が水槽内の硝酸塩を吸収することで水質浄化につながりますが、
海藻はウミブドウとホソジュズモの2派ありそうです。
うちのリフジウム水槽ではどちらも試しましたが、現在はホソジュズモに落ち着いています。

2種類の海藻を試してみて、
維持のしやすさや増えやすさ、ヨコエビの湧きやすさはほとんど差を感じなかったのですよね。

ただ1点、ウミブドウは常時点灯が必要、ホソジュズモは常時点灯が不要な点で
ホソジュズモが夜間に眩しくなくすみます
これはウミブドウの生態として、点灯と消灯を繰り返すと
朝夜のサイクルとして認識して数か月で溶けてしまうからです。
ホソジュズモはこのサイクルがありません。

水槽と寝室が別であれば良いですが、寝室に水槽の明かりが入るような環境であれば、
ホソジュズモにしておいたほうが、アイマスク要らずで良いです。

⑦イソギンチャクは入れない

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身もフタもない話ですが、イソギンチャクは過去3度水槽に入れています。
サンゴイソギンチャクを2度、ロングテンタクルアネモネを1度ですが、いずれも残念な最期を遂げています。

良く動いてレイアウトを崩す、褐虫藻を吐き出して透明になる、見えないところに定着する、
浮いて転がり回り水流サーキュレーターに巻き込まれる等、意図した通りにならない生体No.1です。
綺麗に定着&維持できている水槽は本当にすごい。。

また、カクレクマノミとの共生は見ていてとても癒しになるのですが、
共生を始めたカクレクマノミはイソギンチャク周辺を縄張りとしてほかの魚を追いかけ始めます
初期の頃は30cmキューブ水槽でしたが、ハタタテハゼは水槽のどこにいても追い立てられる状況となり、隔離することとなりました。
ちなみに、共生していたカクレクマノミも、イソギンチャクがいなくなると追い立てるのをやめました。

⑧ウニは入れない

入れない生体はこれだけでシリーズ化できそうなほどに居そう。

リフジウム水槽の海藻をトリミングするのが面倒で、そうだ食べさせれば良いじゃないかと
安易にウニを入れたのですが、良く食べてくれて1週間と経たずに食べつくされたことがあります。
大食漢なのでその後は増えるワカメを与えるという余計な手間となります。
(増えるワカメは水に入れ続けると溶けるので、食べ残したものは取り出すというのもまた手間に)

また、リフジウム水槽に漬かっていたサテライトスリムMはプラスチック容器ですので、
ウニがかじると傷がつきます。きっとアクリル水槽で入れてもこうなるんだろうなぁ。
聞くところによると、ライブロックにもかじりつくので、傷跡がついてしまうんだとか。

あと、移動の際のパワーがすごいです。
サテライトスリムMには容器を区切るための区画が取り付けられるのですが、
この程度は問題なく押し通して移動します。
眺めていると区画が壊れないにしてもパキパキ音を立てて推し進められる様はひたすらすごいです。

あ、ウニ専用隔離水槽として、海道河童のスキマー部を外した領域に入れるのはアリです。
光は不要で、排水口から水槽内に入らないよう、鉢底ネットを一枚入れるだけで大丈夫です。
ただし、ウニに食べられて残った増えるワカメが鉢底ネットに詰まると水が溢れそうになるので、それだけ注意です。
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