いろいろ試行錯誤、調べたものの第3弾です。
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第2弾は→こちら




⑨生体導入時はネットを使わない

器
デバスズメダイを5匹ほど購入した際、
目の細かいネットを使って掬い水槽に入れたのですが、
その際デバスズメダイの鱗が結構取れてしまったことがあります。
青い体のデバスズメダイに白い斑点がついたような状態で、慌てて検索したところ、
デバスズメダイの鱗が取れやすい魚のようです。

その後経過を見ていたのですが、2週間もするとウロコが取れた個所は治っていました
鱗の再生はデバスズメダイに限らず、魚は大体治るみたいですね。
ちなみに、サメの歯は鱗が進化したものと言われ、皮歯とも呼ぶのだとか。

生体を水槽に導入する際は、ネットではなく器を使って掬っていれるようにしています。

⑩ライブロックのキュアリングする

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海水水槽立ち上げ初期の頃は、ライブロックが到着してすぐに水槽に入れていました。
そして最近もライブロックを購入した際(過去記事)、ふと調べてみたのですが、
輸送して時間が経ったライブロックは、ライブロックに付着したバクテリア等の一部が死ぬことで、
そのまま水槽に入れると腐敗し水質を悪化させるらしいのです。

確かに、当時ライブロックを導入した次の日、
導入時に掃除した海道達磨のスキミング量がすごいことになっていました。

キュアリング自体は、水を張ったバケツにライブロックとヒーターと水流サーキュレーターを入れ、
エアレーションをガシガシやってあげればできます。やった後水は結構濁ったりします。

キュアリングの必要度合いは輸送時間に関係するため、
空輸便の場合はキュアリング不要と書いているネットショップもありますね(C.P.Farmさん)。
C.P.FarmさんのHPは情報量が多く読んでいて面白いです。
特に、「品種ごとの主な生息環境の水流の強さの目安」。
52種のサンゴ・イソギンチャク・貝における水流の強さの目安がcm/秒を単位として記載してあります。
あとで水流サーキュレーターの水流の強さと合わせて計算してみよう。

⑪ヤドカリが鳴らすカチカチ音は攻撃行動

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こちら過去記事からです。

ユビワサンゴヤドカリ複数匹を同じ水槽に入れ、ヤドカリの引っ越し用の貝を10個ほど入れたところ、
LEDライト消灯後にカチカチカチカチと小石をぶつけるような音が一定間隔で鳴るときがありました。

一定間隔のカチカチ音はシャコの場合もあるらしく、
その場合は生体に攻撃するのでヒヤヒヤしたものですが、
見てみるとヤドカリが別のヤドカリの殻にぶつかっている音でした。

この音は「ラッピング」といい、相手の貝を奪うための行為になります。
LEDライト消灯後に音がし始めたのは、ヤドカリが夜行性なのか点灯中はあまり動かないためだと思います。
砂に埋まりつつあった引っ越し用の貝を砂の上に一か所に横並びにしたところ、
無事引っ越しが完了し、ラッピングの音もなくなりました。

⑫ネットで買う前に死着保障の条件は調べる

死着自体はないほうが良いですが、季節や気温の高低に関わらず輸送の状態次第では死着します。
過去、魚と貝とサンゴをまとめて購入したところ、全て死着したことがありました。
この際はネットショップに連絡したところ払い戻しして頂いたのですが、
払い戻しの条件に合わなければ受け付けてもらえなかったりします。

ちなみに、チャームさんからの購入死着した時の状態ですが、
魚の場合はひっくり返り白っぽくなり、貝やサンゴの場合は生体袋の海水が茶色く濁っていました
このときは、届いてすぐに下記の情報を送りました。
  • 未開封の生体袋(海水が茶色く濁った状態のもの)
  • 死着した生体の写真
  • 袋に張り付けてある商品ラベル
  • ホッカイロの温度の状態

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