半年以上海水水槽をやって、ネットの評判を見つつクリーナー生体を入れてみて、
実感レベルで効果があった生体、効果が分かりにくい生体、
そして効果はあるけどデメリットが多い生体などを私的な所管で整理してみました。
まれにライブロックを登る動きをするものもいますが、大部分は底砂にいます。
60cm水槽、かつライブロックが積み上がっている環境なので、
4匹は多いかもしれませんが、底砂が緑色になることは今のところ全くありません。
挙動を見ていると昼行性と夜行性がおり、
LEDが点灯している間、活発に動くのが昼行性、底砂に潜っているのが夜行性かなと思います。
底砂の表面だけでなく潜ったりするので、底砂が停滞することを防いでくれます。
独特な見た目をしており、貝に海藻やコケを生やしているので
しばしばヒフキアイゴやヤエヤマギンポに啄まれています。
定期的にガラス面に付く白っぽいコケを歯でこしとって食べてくれます。
ライブロックのコケをどれほど食べているかはピンと来ないのですが、
シッタカガイを入れていない状態だと緑や赤っぽくなり、
そこにシッタカガイを入れると数日で解消する当たり、ライブロックにも効果ありです。
コケの掃除具合ですが、ガラス面に付く白っぽいコケを見ると分かりやすく、
歯でこしとった跡が無数に残ります。
そのため、シッタカガイだけで完璧にガラスがきれいになることはありません。
ですが、掃除できないライブロックも同様に掃除してくれてると思うと非常に優秀です。
シッタカガイが歯でひっかくようなコケ取り跡なら、ヤエヤマギンポはくちびる跡になります。
活動している間は永遠と何かを啄んでおり、食欲は非常に旺盛な魚です。
ガラス面にびっしりとついたくちびる跡を見ると、ヤエヤマギンポは60cm水槽に1匹でも十分に見えます。
まるまると太った状態が健康的らしく、痩せるようなことがあれば
海藻のついたライブロックを入れると良いかもしれません。
うちでは2kgの海藻付きライブロックを入れたところ肥え始めました。
↓過去記事
人工飼料もワシワシと食べるので、海藻を食べる頻度は餌の量次第ということもありそうですが、
生えて2cm未満の赤い海藻は、細く食べやすいのか2~3日でいなくなります。
現在の水槽では良く成長した赤い海藻(3cm程度)も入っていますが、
そちらは経過観察中ではあるものの、食べ尽くしてくれることはなさそうです。
草食性のカニでバロニアを食べてくれるカニになります。
バロニアの生態を知ると根絶は難しそうで、
増える→食べるの応酬で目立たなくすることが目的となりそうですが、
底やライブロックをカサカサと動く様子は魚や貝にはない魅力です。
↓過去記事
いつか長期飼育できないものか。。
初めは3匹いましたが、うち1匹は貝から飛び出した状態で動き、ウミケムシの餌食になりました。
せわしなく動き周り、左角にいるなぁと思っていた10分後には右角にいるなど機動性があります。
何かを摘まんでは口に入れる仕草をしていますが、掃除能力はピンと来ないです。
コケに対してはシッタカガイやヤエヤマギンポが、海藻に対してはヒフキアイゴが優秀なので、
掃除担当としては目立たないのです。
また、せわしなく動き回るため、
しばしばソフトコーラルのポリプに潜り込み、ポリプを閉じさせてしまいます。
また、複数ヤドカリがいると喧嘩もします。
↓過去記事
うちの水槽には2匹いました、どちらも死んだ姿を見ることなく消えました。
おそらくウミケムシが食べてしまったのか。。
餌を入れると盛んに泳ぎ回り、器用に摘まんで食べてくれます。
うちの水槽には食べ残しを食べる生体が多いため、
同じ食べ残し処理要員としてのホワイトソックスシュリンプがどれだけ食べていたかはピンときません。
見た目が非常に良いエビですので、掃除要員というより鑑賞寄りで見られる生体です。
石灰藻を含む藻類を食べる貝ですが、ライブロックの下に入るとびっくりするほど動きません。
存在を忘れた頃、ライブロックのレイアウトを変えているときにやっと見つけるくらいですので、
目で見えるエリアを掃除してくれている様子はありません。
貝の周りにフサフサした本体を広げる様子は見られるととてもユニークで好きなのですが、
いかんせん水槽内でのレア度が高過ぎます。
3cmほどのウニを、増え過ぎたリフジウム水槽の海藻減らしにと入れたことがありますが、
1週間もあればサテライトスリムM内の海藻を食べ尽くします。
移動時の力は凄く強く、サテライトスリムMの敷居くらいはバキバキと音を立てて押しのけます。
ライブロックやサンゴのレイアウトくらいなら押しのける力はありそうです。
また、かじりつくとプラスチック容器は傷だらけになります。
アクリル水槽やライブロック当たりは傷だらけになると思います。
ちなみに、海藻を食べ尽くしたら、増えるワカメを与えると安価で維持できます。
実感レベルで効果があった生体、効果が分かりにくい生体、
そして効果はあるけどデメリットが多い生体などを私的な所管で整理してみました。
効果がある生体
マガキガイ
底砂専門。うちの海水水槽には4匹のマガキガイがいます。まれにライブロックを登る動きをするものもいますが、大部分は底砂にいます。
60cm水槽、かつライブロックが積み上がっている環境なので、
4匹は多いかもしれませんが、底砂が緑色になることは今のところ全くありません。
挙動を見ていると昼行性と夜行性がおり、
LEDが点灯している間、活発に動くのが昼行性、底砂に潜っているのが夜行性かなと思います。
底砂の表面だけでなく潜ったりするので、底砂が停滞することを防いでくれます。
独特な見た目をしており、貝に海藻やコケを生やしているので
しばしばヒフキアイゴやヤエヤマギンポに啄まれています。
シッタカガイ
ガラス面、ライブロック専門。うちの海水水槽には4~5匹のシッタカガイがいます。定期的にガラス面に付く白っぽいコケを歯でこしとって食べてくれます。
ライブロックのコケをどれほど食べているかはピンと来ないのですが、
シッタカガイを入れていない状態だと緑や赤っぽくなり、
そこにシッタカガイを入れると数日で解消する当たり、ライブロックにも効果ありです。
コケの掃除具合ですが、ガラス面に付く白っぽいコケを見ると分かりやすく、
歯でこしとった跡が無数に残ります。
そのため、シッタカガイだけで完璧にガラスがきれいになることはありません。
ですが、掃除できないライブロックも同様に掃除してくれてると思うと非常に優秀です。
ヤエヤマギンポ
シッタカガイと同様、ガラス面やライブロックを掃除します。シッタカガイが歯でひっかくようなコケ取り跡なら、ヤエヤマギンポはくちびる跡になります。
活動している間は永遠と何かを啄んでおり、食欲は非常に旺盛な魚です。
ガラス面にびっしりとついたくちびる跡を見ると、ヤエヤマギンポは60cm水槽に1匹でも十分に見えます。
まるまると太った状態が健康的らしく、痩せるようなことがあれば
海藻のついたライブロックを入れると良いかもしれません。
うちでは2kgの海藻付きライブロックを入れたところ肥え始めました。
↓過去記事
ヒフキアイゴ
クリーナー生体というよりは鑑賞寄りですが、海藻、特に赤い海藻を良く食べます。人工飼料もワシワシと食べるので、海藻を食べる頻度は餌の量次第ということもありそうですが、
生えて2cm未満の赤い海藻は、細く食べやすいのか2~3日でいなくなります。
現在の水槽では良く成長した赤い海藻(3cm程度)も入っていますが、
そちらは経過観察中ではあるものの、食べ尽くしてくれることはなさそうです。
効果が分かりにくい生体
エメラルドグリーンクラブ
過去2回導入したことがあり、どちらも1週間ほどしか持たなかった自分にとっての難関生体です。草食性のカニでバロニアを食べてくれるカニになります。
バロニアの生態を知ると根絶は難しそうで、
増える→食べるの応酬で目立たなくすることが目的となりそうですが、
底やライブロックをカサカサと動く様子は魚や貝にはない魅力です。
↓過去記事
いつか長期飼育できないものか。。
ヤドカリ(ユビワサンゴヤドカリ)
うちには2匹のユビワサンゴヤドカリがいます。初めは3匹いましたが、うち1匹は貝から飛び出した状態で動き、ウミケムシの餌食になりました。
せわしなく動き周り、左角にいるなぁと思っていた10分後には右角にいるなど機動性があります。
何かを摘まんでは口に入れる仕草をしていますが、掃除能力はピンと来ないです。
コケに対してはシッタカガイやヤエヤマギンポが、海藻に対してはヒフキアイゴが優秀なので、
掃除担当としては目立たないのです。
また、せわしなく動き回るため、
しばしばソフトコーラルのポリプに潜り込み、ポリプを閉じさせてしまいます。
また、複数ヤドカリがいると喧嘩もします。
↓過去記事
ホワイトソックスシュリンプ
餌の食べ残しクリーナー。うちの水槽には2匹いました、どちらも死んだ姿を見ることなく消えました。
おそらくウミケムシが食べてしまったのか。。
餌を入れると盛んに泳ぎ回り、器用に摘まんで食べてくれます。
うちの水槽には食べ残しを食べる生体が多いため、
同じ食べ残し処理要員としてのホワイトソックスシュリンプがどれだけ食べていたかはピンときません。
見た目が非常に良いエビですので、掃除要員というより鑑賞寄りで見られる生体です。
タカラガイ
うちの水槽には初期の頃から1匹いるタカラガイ、滅多に見ることがありません。石灰藻を含む藻類を食べる貝ですが、ライブロックの下に入るとびっくりするほど動きません。
存在を忘れた頃、ライブロックのレイアウトを変えているときにやっと見つけるくらいですので、
目で見えるエリアを掃除してくれている様子はありません。
貝の周りにフサフサした本体を広げる様子は見られるととてもユニークで好きなのですが、
いかんせん水槽内でのレア度が高過ぎます。
諸刃の剣
ウニ
高性能な海藻除去能力に加え、圧倒的なレイアウトクラッシャーです。3cmほどのウニを、増え過ぎたリフジウム水槽の海藻減らしにと入れたことがありますが、
1週間もあればサテライトスリムM内の海藻を食べ尽くします。
移動時の力は凄く強く、サテライトスリムMの敷居くらいはバキバキと音を立てて押しのけます。
ライブロックやサンゴのレイアウトくらいなら押しのける力はありそうです。
また、かじりつくとプラスチック容器は傷だらけになります。
アクリル水槽やライブロック当たりは傷だらけになると思います。
ちなみに、海藻を食べ尽くしたら、増えるワカメを与えると安価で維持できます。
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