先日購入したフィルターがうまいことスキミングを始めたので、その製品レビューです。



製品概要

ゼンスイさんから出ているプロテインスキマー「エターナルナノスキマーQQ1」という製品です。
公式サイトにある諸元を引用したものが下記になります。
  • 本体サイズ : W145×D110×H265mm
  • 定格電力:100V 50/60Hz
  • 消費電力 : 約8.5W
  • 流量:約120ℓ/h
  • 入力 : 100-240V/AC1.5A
  • 出力:12V 1.0A
ベンチュリー式のプロテインスキマーで、同価格帯の海道達磨と比較すると小さくコンパクトです。
海道達磨の本体はW190 × D250 × H495mmですが、
ゼンスイQQ1はW145 × D110 × H265mmと見た目だけでも海道達磨の2分の1程度の大きさです。

というのも、海道達磨は90~120cm水槽に対応、ゼンスイQQ1は小型~60cm水槽に対応と、
対応する水槽サイズが異なります。

うちでは現在60cm水槽に海道達磨を使っていますが、初期は30cmキューブ水槽に使ってました。
当時はびっくりするほどのオーバースペックでしたが、
今のゼンスイQQ1と30cmキューブ水槽の組み合わせは非常に丁度良いです。

使用してみての感想

泡戻りがほとんどない

image2
取水口と出水口が水中にある構造で、
海道河童や海道達磨のように出水口から落水する構造ではありません。
ですので、パッと見たときにどの程度水流が発生しているか分からないということはありますが、
海道達磨と異なるのは泡戻りがほぼないことです。

海道達磨は運用初期の頃は微細な泡が水槽内に相当量入り込み、
運用を続けていくにつれて少なくなっていきますが、運用して半年近くになっても若干戻ります。
それに対して、ゼンスイQQ1は微細な泡ですら水槽内に戻っていく様子がありません。

これは出水口が図のように下を向いているからなのでしょうか。
うまいこと出水口に泡が留まっています。

汚れ受け皿の掃除は道具があると楽

QQ1
ゼンスイQQ1は全体的にコンパクトに作られています。
海道達磨の掃除の場合は皿洗いに使うようなスポンジで掃除していましたが、
ゼンスイQQ1の掃除の場合はホース掃除に用いるブラシがあったほうが良いです。

ゼンスイQQ1は購入すると、太さ5mm程度の細いブラシはついてくるのですが、
それで掃除すると結構手間だったりします。

スキミング能力は優秀

image1 (41)
水をくみ上げるポンプとエアレーションが1つの電源で稼働するゼンスイQQ1は、
エアレーションの強さを変更できず、汚れ受け皿の高さを変えることでスキミング量を調整します

ゼンスイQQ1の本体に汚れ受け皿を軽く差し込んだ状態で1週間ほど稼働する様子を見ていますが、
色濃い汚れをスキミングしており、必要以上のスキミングをする挙動は今のところありません。
こればかりは経過観察が必要ですが、生体はハリセンボン1匹で1週間に一度程度のメンテです。

ああ
ああ

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