先日60cm海水水槽の水替えを久しぶりにしたところ、
海道達磨のスキミング量がすごく増えた記事を書いたのですが、
ハリセンボン水槽の蒸発分の水足しをしたところ、
ゼンスイQQ1の同じようにスキミング量が増えました。
オーバースキム



ゼンスイQQ1のスキミング量増加

image1 (52)
こちらオーバースキム状態のゼンスイQQ1です。

ゼンスイQQ1は汚れ受け皿のフタ部分に穴が開いているので、
スキミングした量が多いと写真のように泡が漏れます。

汚れ受け皿がいっぱいになった場合、
汚れ受け皿から本体につながるホースがあるため、
汚れ受け皿内の水位は保たれ溢れることがない点は、ほかのプロテインスキマーと同様です。

しかし、この泡は少し厄介ですね。泡が弾けることで水槽周りに水滴が散らばっています

そして、海水は淡水よりも粘性があるため、泡が結構残ります。
これ、気づかずに放置した場合、周りが泡だらけになるなんてことないよなぁ。。

オーバースキムについて

このオーバースキム、水足しをするとしばしば見られます。
その際に汚れ受け皿に溜まる水は、普段スキミングする水に比べて透明に近いのです。

プロテインスキマーは、微小な泡の表面に汚れを吸着させてスキミングする仕組みなので、
オーバースキム時は、下記辺りが考えられます。
  1. 泡の量が増えている
  2. 泡が大きくなっている
  3. 泡が消えにくくなっている
泡の量や大きさは、水足し前後で同じプロテインスキマー内のポンプを利用しているので、
出力や性能は変わらないはずです。
ということは、泡が消えにくくなっているのでしょうか。
泡が消えにくくなっている→受け皿まで残る泡が増える→スキミング量が増えるになっていそう。

泡が消えにくくなる=海水の粘性が上がっていることになるかと思いますが、
淡水は粘性が低く、水足しをした海水も粘性が下がりそうなものですが、どうなんだろう。
また論文を漁ってみます。

にほんブログ村 観賞魚ブログへ