いろいろ試行錯誤、調べたものの第4弾です。今回はお困り者集です。
第1弾は→こちら。
第2弾は→こちら。
第3弾は→こちら。
多様性が生まれるのが魅力ですが、そのうち生体に影響を与えるものは駆除すると良さそうです。
管の先端から海水中に粘液を広げ、付着物を回収して食べています。
この海水中に広げる粘液は、見た目も損ねますがサンゴの成長を阻害するようです。
見かけたらライブロックを取り出し、キリで削って駆除できます。
夜行性で、暗くなるとヒメシャコガイの外套膜付近に集まり体液を吸います。
寄生されたヒメシャコガイは徐々に弱り死んでしまうようで、
ヒメシャコガイの養殖の場でも厄介者のようです。
見かけたらヒメシャコガイを取り出し、ピンセット等で物理的に除去します。
ピンセット、ブラシ等いろいろ試しましたが、爪楊枝が最も除去しやすかったです。
先に挙げたヘビガイやシャコガイヤドリイトカケギリガイのような生体への害はありませんが、
単純に景観に影響があるほど増えます。
ガラス面であればスクレイパー等で簡単に擦って除去できるため、
水槽のガラス面掃除の際にガリガリ擦るのが良さそうです。
ちなみに、オカダウミウシというウミウシはこのヘビガイを食べてくれるそうですが、
ショップにはいなさそうです。
魚にとっては非常に優秀で、サンゴのポリプもつつく様子はなかったのですが、
唯一ヒメシャコガイをつつく癖がつきました。
ヒメシャコガイは外套膜に棲む褐虫藻により光合成をして養分を得ますが、
ホンソメワケベラがつつくことで外套膜を広げなくなるため、
放っておくと養分を得られずに弱り死んでしまいます。
うちの海水水槽では、導入してから数か月が経ってからつつき始めましたが、
つつき始めてからはヒメシャコガイがまるで開かなくなったので隔離しました。
隔離した直後からヒメシャコガイは開き始めたので、
ヒメシャコガイが閉じて開かないときは、原因を良く観察してみると良さそうです。
ちなみに、泳ぐのが非常に上手い魚なので、
隔離する際はライブロックの全摘出が必要になります。
ああ
ああ
ああ
ああ
第1弾は→こちら。
第2弾は→こちら。
第3弾は→こちら。
駆除系
海水水槽において、ライブロックから発生する生き物により多様性が生まれるのが魅力ですが、そのうち生体に影響を与えるものは駆除すると良さそうです。
ヘビガイ
ライブロックの表面に付く管状の貝です(過去記事)。管の先端から海水中に粘液を広げ、付着物を回収して食べています。
この海水中に広げる粘液は、見た目も損ねますがサンゴの成長を阻害するようです。
見かけたらライブロックを取り出し、キリで削って駆除できます。
シャコガイヤドリイトカケギリガイ
ヒメシャコガイに寄生する極小の巻貝です(過去記事)。夜行性で、暗くなるとヒメシャコガイの外套膜付近に集まり体液を吸います。
寄生されたヒメシャコガイは徐々に弱り死んでしまうようで、
ヒメシャコガイの養殖の場でも厄介者のようです。
見かけたらヒメシャコガイを取り出し、ピンセット等で物理的に除去します。
ピンセット、ブラシ等いろいろ試しましたが、爪楊枝が最も除去しやすかったです。
ウズマキゴカイ
ガラス面に付く白く小さな貝のようなゴカイです(過去記事)。先に挙げたヘビガイやシャコガイヤドリイトカケギリガイのような生体への害はありませんが、
単純に景観に影響があるほど増えます。
ガラス面であればスクレイパー等で簡単に擦って除去できるため、
水槽のガラス面掃除の際にガリガリ擦るのが良さそうです。
ちなみに、オカダウミウシというウミウシはこのヘビガイを食べてくれるそうですが、
ショップにはいなさそうです。
隔離系
ホンソメワケベラ
サンゴ礁に棲む魚の表面に付着した寄生虫を掃除してくれるクリーナーフィッシュです(過去記事)。魚にとっては非常に優秀で、サンゴのポリプもつつく様子はなかったのですが、
唯一ヒメシャコガイをつつく癖がつきました。
ヒメシャコガイは外套膜に棲む褐虫藻により光合成をして養分を得ますが、
ホンソメワケベラがつつくことで外套膜を広げなくなるため、
放っておくと養分を得られずに弱り死んでしまいます。
うちの海水水槽では、導入してから数か月が経ってからつつき始めましたが、
つつき始めてからはヒメシャコガイがまるで開かなくなったので隔離しました。
隔離した直後からヒメシャコガイは開き始めたので、
ヒメシャコガイが閉じて開かないときは、原因を良く観察してみると良さそうです。
ちなみに、泳ぐのが非常に上手い魚なので、
隔離する際はライブロックの全摘出が必要になります。
ああ
ああ
ああ
ああ
コメント