30cmキューブ水槽には水流サーキュレーターとしてマキシジェットウェーブを使用しています。

この水流サーキュレーター、導入しない場合とした場合では、
底砂にできる茶コケの具合が異なりました。

↓過去記事


おそらくですが、水流が弱くなる個所には何らかが滞留しやすいのかもしれません。
しかし、マキシジェットウェーブは30cmキューブ水槽において結構パワフルで、
ガラス面に水流が当たる側の底砂がめくれてしまいます。

とはいえ、水流が弱い製品に変えた場合、茶コケが再発する可能性があるため、
せめてランダムな水流を発生させたいところです。

ということで、30cmキューブ水槽に合いそうな製品を探してみました。


水流ポンプと回転式ディフレクター

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今回試してみたのは、エーハイムコンパクトオン300とHYDORフローです。

コンパクトオン300は1,380円、フローは1,568円と、
チャームさんで購入すると2,948円で3,000円しないで購入できます。

コンパクトオン300は水中ポンプで、水流を発生させるというよりは揚水が目的の製品に見えます。
取水口には巻き込みが発生しないようストレーナーが付いており、
取水量を調整する仕組みもあります。

フローは回転式ディフレクターで、フィルターやポンプの吐き出し口が円形かつサイズが合えば、
電力要らずで360度回転する便利な代物です。
ディフレクターとは「転向」や「逸らす」という意味があり、
そのままの通り回転することで水流の向きを変えます。

製品を組み立てる

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届いた製品を開梱し、特に説明書も読まずに組み立てましたが、
10分足らずで組み立てが完了しました。とてもシンプルです。

この組み立てに当たり、コンパクトオン300とフロー以外に
別途用意したパーツはなく、この2製品だけで組み立てできます。


コンパクトオン300の取水口は、初期状態だと流量調整用の摘みがついたパーツになりますが、
そちらを外してストレーナーのパーツを付けます(この状態でも流量調整が可能)。

排水口にはコンパクトオン300とフローを接続するために、
コネクタになるパーツを接続します。
コネクタのパーツは4サイズ分がフローに付属して付いてきており、
その中の1つをつけるとピッタリ噛み合います。

組み立てが完了すると写真の状態になります。

30cmキューブ水槽に導入

組み立てたものを早速導入してみました。
サイズ感はイーロカPF-201と大差ない感じですが、フローが付いている分前にもスペースが必要です。
ライブロックを多く入れている水槽でしたらあまり気にならないと思います。

そして気になっていた回転式ディフレクターの稼働ですが、
電源を入れて水流が発生すると、問題なく回転を始めました。
全体に穏やかに水流が回っている様子を見ると、当初の狙いも成功です。


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