本日は東京で最高気温が33℃らしいですね、
いろんなところで気温が高く、私の家の中もすでにホットな状態になっています。
そして、ホットな状態になるのは水槽の中でも同じようで、
昨日時点で60cm海水水槽の水温が29℃まで上がってしまったので対策しました。
ちなみに、30度以上の高水温の場合、サンゴにとってストレスとなり、
サンゴと褐虫藻の強制に影響を与え、光合成の能力が低下するようです。
↓過去記事
製品概要
今回暑さ対策で導入したのは、冷却ファンである「コトブキ スポットファン203」です。公式サイトはこちら。203はすでに紹介されてはいないようですね。
諸元は下記の通りです。価格は2,780円程度。
水槽用クーラーに比べれば格段に安く、
似たような冷却ファンの中では同じような価格帯の製品です。
- 45cm~60cm水槽に対応
- 約2.2cmの隙間があれば設置可能
- 本体にON/OFF切り替え可能なスイッチ有
- ホコリを防ぐ防塵フィルター付き
使用してみての感想
60cm水槽でも水温は下がる
こちら水槽に設置した状態となります。水槽上部にかかるノズルは細く、水槽上部を邪魔することはほとんどなさそうです。
ファンが付いているのは本体側で、こちらは12cm程度の幅があります。
実際に稼働させてみると、細いノズルから出る風はそこそこの勢いがあります。
そして稼働させてから4、5時間を経過すると、
無事26℃まで下がりました!(こちら朝方の水温です。1日の温度推移はこちらの記事で)
水槽内の温度が下がり過ぎないよう、スポットファンを稼働させる傍らでは
ヒーターも稼働させているため、26℃で釣り合っているようです。
ヒーターの能力以上に冷やすことは、冬の気温でも26℃を保つことができるヒーターを見ると、
その心配はなさそうです。
これで一番期待していた効果を得ることができました。
ちなみに、このスポットファンを導入するにあたり、
水槽のフタとして使っていた塩ビ板を、穴あきの塩ビ板に変更しました。
熱が籠りにくくなるため、これの効果もプラスに働いているかもしれません。
蒸発する水の量が結構ある
スポットファンに限らず、冷却ファンによる送風で水温を下げるのは、水が蒸発するときに奪われる気化熱を利用しています。
そのため、送風により普段以上に水槽内の水は蒸発します。
こちら1日稼働させた後の水槽ですが、60cm水槽で1cm程度の水が蒸発しているように見えます。
これは日々足し水が必要になりそうです。
水温を下げる方法は、冷却ファンの他には水槽用クーラーを設置する、
部屋自体をエアコンで涼しくする、等方法がありますが、
冷却ファンのメリットはお手頃な価格から手を出せるところでしょうか。
もちろん、良いものは良い値段がするのは冷却ファンも同じです。
稼働音は結構出る
こちらは製品固有の事象ですが、ファンが稼働する音は結構出ます。シュワーーーッっといったような音。卓上ファンの方がよほど静かです。
きっと「静音」と書いてある冷却ファンだと静かなのかもしれません。
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