60cm海水水槽にて飼育していたシマヒメヤマノカミという小型ミノカサゴですが、
初めはクリルを餌として与えておりましたが、次第に食べなくなってしまいました。
1日2日と食べない状態が続いたので、生餌に手を出してみました。


海水魚への生餌

生餌の種類

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チャームさんで検索すると、海水魚用の生餌はいろいろ出てきます。

小型のカニや貝は硬い殻があるので、それをかみ砕くことができる歯のある魚向けですね。
フグなどはYouTubeで検索するとカニをバリバリと食べる動画とかがあります。
フグ系は過去に小型のハリセンボンを飼育していましたが、
水槽前に立つと盛んに餌をねだる、いわゆる餌くれダンスをしてくれます。
そのため、非常に餌付きやすいという点が魅力的でした。

小魚や小エビは、カニや貝に比べると多くの魚が食べることができる餌ですね。
ミノカサゴのようなカサゴ系の魚は、餌を丸飲みするのでこちらが良いです。

他にも海藻などに付くようなヨコエビも有ったりします。

生餌の値段

小型のカニは5匹で800円程度、貝は5つで1000円程度、
小エビはイサザアミが0.3gで700円程度、スジエビが10匹で850円程度。

結構しますね。

塩水に一晩つけると孵化するブラインシュリンプは、1mmにも満たないですが、
卵は1パックで相当量あり、小型の魚たちは喜んでパクつく当たり、コスパが良い生餌です。

生餌の維持

これ結構悩ましそうです。

一度に全部水槽に入れて、魚にお腹が減ったときに食べてくれと思って入れれば、
無理して食べて消化不良になったりしそうです。
一方で、必要な分だけ与えるとすると、餌用の飼育環境が必要になりますし、
単価が高く少ない餌用に水槽を立てるのは少しためらいがあります。

生餌としてのミナミヌマエビ

ということで、近所のアクアショップに相談しに行きました。
クリルや人工餌に餌付かないような魚には、動く餌が一番とのこと。
そうですよね~と話していたところ、ミナミヌマエビも餌として与えられるよ、と。

ミナミヌマエビは過去に淡水水槽をやっていたので、
ヤマトヌマエビと同じようにコケ取り生体のイメージが強かったのです。

早速その場で5匹買い、帰って与えてみたところ、
これまで微動だにしなかったシマヒメヤマノカミが追いかけて食べました!

生餌だとこんなにも違うのかと思いヒョイヒョイと与えましたが、
あっという間に5匹食べ尽くしました。

大量のミナミヌマエビ

食べてくれるならばとネットで検索してみたところ、
ミナミヌマエビって100匹売りで1,500円とかになります。
数がいてこの値段ならば!と早速チャームさんで注文しました。水槽も合わせて注文です。

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ハイタイプの水槽に底面フィルターは初ですが、
水景よりもエビ重視なので、水草もアナカリスを入れています。

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ミナミヌマエビには1日1回、プレコ用の沈むタブレットを半欠け、
シマヒメヤマノカミには2日1回、ミナミヌマエビを3~4匹与えていますが、
両方とも維持できています。

ミナミヌマエビは淡水でも増える繁殖力が強いエビのため、生餌が増えてくれるのも若干の期待です。



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