うちの60cm海水水槽では、ライブロックに付着していたのか、
結構多様な生物が発生します。
ヒトデの生体
ヒトデはウニやナマコと同じ棘皮動物で、多くは星形の腕を持つ平べったい形をしており、腹側にある管足を使って移動します。
獲物を捕食する際は、腹側から消化器官を外に出して行う変わった形式をとります。
棘皮動物は基本的に五放射相称を取るそうで、ヒトデもこれに倣い多くは5の倍数の腕を持ちます。
また、ヒトデはその成長過程で足を増やすこともあるようです。
4本腕のヒトデ
うちの海水水槽にへばりついていたヒトデです。1cm程度と非常に小さいですが、扁平で放射上の腕を持ち、腹側でくっ付いています。
ですが、一般的にみられるヒトデの特徴である5本腕ではなく4本腕です。
簡単にではありますが調べてみたところ、4本腕を特徴として持つ人ではいなさそうです。
突然変異か、これからの成長の過程で腕が増えたりするのかな、とも思いつつ、
この後見失ったため、いったん経過観察です。
海水水槽では厄介者?
棘皮動物は過去ウニを飼育したことがありますが、移動はゆっくりなものの、そのパワーは凄まじく、
サテライトスリムMの仕切り板程度は問題なく動かしていました。
ヒトデはウニのようにレイアウトを崩すという記事はあまり見ませんが、
大きくなる種はライブロックを動かしたり、サンゴを落としたりというのはありそうですね。
また、食性に貝食が含まれるため、シッタカガイなどを食べたりするようです。
その他、いくつかの種はサンゴも食べたりするようで、混泳には気を使ったほうが良さそうです。

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