チャームからサンゴのフラグをたまに買うのですが、
固定しない場合2~3日もすると巻貝に巻き込まれてライブロックから落ちてしまいます。

これまでは都度手作業で直しており、毎回手が濡れるのもなぁと思い、
ライブロックの隙間にはめ込んでいましたが、
写真のようにサンゴがスッポリハマってほとんど見えない状態になってしまっておりました。

そこで、今回は水槽で使える接着剤を探してみました。

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製品概要

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ライブロックを固定するもの、サンゴを固定するもの等、
何かをくっつけて固定する接着剤は、調べるといくつか出てきます。
今回はジェルタイプの接着剤として
「ナプコ ホールド ファスト(ジェルタイプ)」を使ってみました。
    サンゴを岩の上に、また、淡水の水草等を木や岩に簡単に固定できます。
    少量のホールドファストジェルを土台となる岩または木の上に付けて
    接着するものを押し付けるだけ!
    硬化を促進させるために水で湿らせて下さい。およそ10秒で硬化します。
    使いやすいジェルタイプ(Amazonより)

    使用してみての感想

    ジェルタイプで乾くまでに猶予がある

    製品はチューブとキャップが別になっており、
    キャップをつけると穴が開き接着剤をつけられるようになります。
    アロンアルファ等は尖がったキャップの頭で穴を開けて偶にこぼしたりしますが、
    ああいったことはこの製品では発生せず、机の上に垂れたりして慌てることもありません。

    サンゴの台座になっているライブロック片に接着剤をつけてみると、
    ジェルタイプで垂れることなく盛ることができます。

    また、ライブロックは水槽から取り出して濡れた状態でしたが、
    接着剤をつけている間はすぐに固まることはありませんでした。
    そのおかげで焦らずしっかりと接着剤を盛ることができました。

    乾くとしっかりくっつく

    接着剤を盛った面を、同じく濡れて乾かしていないライブロックに付けてみました。
    その状態で風を送るでもなく20秒ほど放置し、ひっくり返してみたところ、
    くっ付いて落ちることはありません
    でした。

    その時点で手で引っ張ったわけではありませんでしたが、
    ひっくり返して落ちない状態であれば巻貝の移動にぶつかっても落ちることはなさそうです。
    実際、やや斜め気味の場所かつ水流が当たるところに置いて1日経ちますが、
    これまですぐ落ちていたところでも問題なく付いています。

    ちなみに、試しに接着剤を指先に盛ってみましたが、
    ジェルタイプでそのまま固まり、爪で引っ掛けると瘡蓋のように取ることができました。
    アロンアルファのような液体タイプだと広がりカサカサになって中々取れないものですが、
    この接着剤はグルーのような感じでした。

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    エビ等の水質に敏感な生き物への影響

    今回接着したのは2つのサンゴで、使用した量は微々たるものですが、
    接着剤の化学物質がエビに影響する場合もある等、
    ネットで検索しているとしばしば見ることがあります。

    現在このメイン水槽にはホワイトソックスシュリンプが2匹おりますので、
    近日中に影響が出た場合はこの記事を更新しようと思います。




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